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太田光さん

爆笑問題 太田光自伝 (小学館文庫)

爆笑問題 太田光自伝 (小学館文庫)

タイプ1(特に道を究めたタイプ1)の印象として、緩みのない、ピリピリした感じがあるということは、前にも述べました。それと同時に、比較的“寡黙”であるという性質もタイプ1は持っています。
この二つの性質が原因で、長い間、太田さんの分類に自信が持てませんでした。つまり、実生活はわかりませんが、ブラウン管を通して見る太田さんは、タイプ1にしては“隙がある”、あるいは(語弊がありますが)“少しだらしない”感じがするし、“寡黙”という感じでもないと思っていたのです。
しかしある雑誌の特集記事を読んで、タイプ1だという確信を得ました。その記事には爆笑問題がまだデビューしたてのころ、アングラ演劇っぽい活動もしていたけど、その雰囲気になんか違和感を感じてやめた、ということを書いていました。その雰囲気というのは、「仕事仲間同士で仲良くなってしまって、仕事に適当に満足してしまう」という雰囲気です。
タイプ1がもっとも嫌うことの一つに、この「仲間とつるんで、なぁなぁでやる」ということがあります。必然、タイプ1はアウトローになりがちです。
ちなみに、太田さんは非常にしつこく他人に突っ込んでいく/質問攻めにする、という行動を時々とります。これもタイプ1に比較的共通の性質です。気になったら、相手がどんなに不快に感じようがお構いなしに、しつこく追求します。「真実を知りたい」という強い欲求が、その行動の裏にあるのかもしれません。