NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」では、ムードメーカー、隠居キラーっぷりが遺憾なく発揮されています。
相手がどんな人であっても、懐にすっと入って、すぐ打ち解ける。相手のプライドを上手にくすぐって急速に親密になる。
長年芸能界で培ってきたタイプ6としての才能を十二分に発揮しています。今、このような番組をやらせると、右に出るものはいないのではないか?と思います。
実は最初は鶴瓶師匠がタイプ6だということは、私自身そんなにピンと来ていませんでした。というのも鶴瓶師匠は相方がいない、いわゆるピン芸人だからです。(ピンをかけたわけじゃないよ..)
しかし、よくよく考えてみると、「パペポTV」での上岡さんとの共演、「ザ!世界仰天ニュース」での中居君との共演に見て取れるように、誰かと絡む時に鶴瓶師匠がイキイキとして抜群に面白くなることがわかります。
このように誰かと絡んで、というより、相手(相方)がメインパートを担当して、その話を増幅させるような役割が非常に得意です。
(推定)タイプ7のさんまさんも「恋のから騒ぎ」や昔の「あっぱれ、さんま大先生」で素人いじりの才能を十二分に発揮していますが、さんまさんの場合、あくまで自分が主旋律担当なんです。そこが決定的に違います。