タイプ3は9つのタイプの中でも最も判定が難しいタイプの1つだと思います。
これまでご紹介した推定タイプ3の有名人はオバマ大統領、羽生善治名人、島田紳助さん、みのもんたさん、中居くんの5人です。
その特徴的な性質として「粘り強さ」があります。
例えば、みのさんは今でこそ非常に大活躍していますが、今ほど売れていなかった長い時代があります。SMAPが最初全然売れなかったのも有名な話です。しかし、そのような売れない時代もクサることなく粘り強く頑張ってきたのです。
ちなみに、歴史上の人物でもっともこの性質が現れているタイプ3の人物は、徳川家康です。この例を提示されるとタイプ3の粘り強さを納得する方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、この「粘り強い」という性質は一見しただけではわかりません。一緒に仕事をしてみて、ある程度長い間観察しないと見えてこない性質です。
では、タイプ3の直感的な判定方法は何でしょうか?
それはタイプ3の「本心を表に出さない」という性質に起因する「笑顔」です。
タイプ3は突然本心をつかれるような質問をされると非常に狼狽します。
笑顔でお茶を濁す場合が多いですが、目元、口元にその狼狽ぶりが現れることが多いです。
この独特の表情が目印でタイプ3の判定ができることが多々あります。
(あまりに直感的なので言葉ではなかなか伝わらないと思いますが..)今回フィーチャーするウェンツさんもこの独特の表情が判定の決め手になりました。
ここに引用するのは、AERAでの勝間和代さんとの対談の一部です。(ちなみに勝間さんもタイプ3です。ブログで自己申告しています。)
勝間:MCはMCでまた違うスキルが必要ですよね。
ウエンツ:そうなんです。たとえば、僕はほかの出演者のみなさんより年下なので、誰かが何かおもしろい話をしたときに、「それ、バカじゃん」「あほくさ」みたいな突っ込みはできないんです。
勝間:ああ、そうかそうか。そう言ったらムッとされますもんね。
ウエンツ:それにテレビを見ている人も僕を嫌なやつだと思うだろうから。かといって、そういう突っ込みをしないで優しく接したら、その人のおもしろい話が台無しになるし。
勝間:そういうときはどうするんですか。
ウエンツ:うーん、一番いいのは突っ込みを間違えたりすることですね。たとえば正しい突っ込みが「じゃあもっと頑張らなきゃだめですよ、それ」だとしたら、あえて「いや、よく頑張りましたね」と言っちゃう。そうすると「いや、違う違う。そっち違う」とみんなに逆に突っ込んでもらえて、全部笑いで丸く収まる。
勝間:かなり高等!
ウエンツ:こんなふうに説明しちゃうとあざといなと思われるかもしれませんけど(笑い)。
勝間:すごいな、どんどんバージョンアップしますね。
このやりとりを見て、やはりタイプ3だという確信が強くなりました。
タイプ3独特の「裏の裏の裏を読む」感じがよく出ています。
この「裏を読む」タイプ3の特性はまたの機会で、
ということで、ここに予言で締めくくりたいと思います。
- 10年以内にウェンツ君は紅白の司会を必ずやるでしょう!