
ミスタープロ野球・長嶋さんと新庄さん、典型的タイプ7のお二人です。目立ちたがり屋で、集中力が凄まじく、勝負強い! 国民的スポーツの野球という舞台で、大活躍しました。
タイプ7の集中力は、とにかく凄いんですよ!(私もタイプ7なので、よ〜くわかります。)目立ちたがり屋で、人前に出ても物怖じしません。で、大歓声の中で勝負強さを発揮する。他のタイプからすると、なんで?あの大勢の前で勝負強さを発揮することができるんだろう?と不思議に思うと想像しますが、これはこんな心理状況なんです…
もちろん、人から注目されていることは好きですし緊張もします。ところが、人から見られているという事自体を忘れるぐらい集中する、集中できるんです!
その結果、バッターボックスに立った瞬間に、宇宙の中にピッチャーと自分だけ、もっと言うとボールと自分だけの世界が現れるんです。そして、単純に純粋にボールを叩く。ただそれだけ!
そこに観客はいません。ましてや、人々の期待に答えなきゃ!とか、ここで失敗したらどうしよう?とか、そういう意識・考えは頭からすっかり消えているのです。他のタイプは、結果とか、人々との関係とか、そういう物に対して意識を捨てきれないんですが、訓練したタイプ7は、この極めて純粋な、極限の心理状態になれるんです。
私は野球は得意ではないですが、弓道をやっていて、試合でこの感覚を何度も体験しました。どんなにプレッシャーがかかった状態でも、的と自分だけの空間が現れるんです。で、おそらく他のタイプはこれが簡単に出来ないんだろうなぁ… と想像しています。(だって、他のタイプはタイプ7みたいに単純じゃないんですもん!)
あと、このお二人を語るのにどうしても外せないのが、末っ子(長嶋さんは兄1人・姉2人の4人兄弟の末っ子、新庄さんは姉1人の末っ子)という家庭環境なんですが、それについては、次のタイプ7の記事で書きたいと思います。
今回は、記録より記憶に残るタイプ7のお二人でした。
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