タイプ5の典型は、ビートたけしさんです。
皆さんご存知の通り、ツービート時代からボケ役として活躍していて、「赤信号皆で渡れば恐くない」という伝説の格言?を創り出しました。
客観的でどこか冷めたような観察眼はタイプ5特有です。また、あのぼそぼそっとした話し方もタイプ5によくある感じです。
映画監督、アーティスト(絵画)、科学的知識、など色々な物に興味を持って、静かに深く追求していきます。
そして何よりタイプ5的なのは、コメントを求められた時に、決して当事者を攻撃するようなコメントはしない、ということです。
誰がどう見たってそいつが悪いというような状況(悪ければ悪いほど)でも「○○は、バカだね」とか「どうしてそんなことをするかな?」というコメントは決してしません。
「バカだね」とか「なんだかなぁ」という台詞自体は、たけしさんがよく口にするので、上記のことを意外に思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし、よーく観察すると、そういう台詞はボケた人を賞賛するような気持ちで言っていることに気づきます。つまり、客観的に見て、悪い、ダメな人に対して言っているのではなく、ずっこけた人に対してのツッコミとして言っているのです。