弓道と瞑想

スタンフォードの自分を変える教室

この本、なかなか良いので書評は別の記事にするとして、、

本の冒頭で瞑想の有効性について書いていて、気になっていた所
はてブホットエントリーに、こんなのありました。。

http://alfalfalfa.com/archives/6374949.html

で、この通りに実践してみたら、結構簡単に出来たんですよ。。

何でかな？？って思って考えてみると、思い当たる節がありました。

それは“弓道”です。

私、中学、高校と弓道部に入ってて、毎日弓を引いていたんですよ。

もともと弓道と禅は結びつきが強いんで、弓を引く時にプチ瞑想状態になることも不思議ではないんですが、、
中学や高校の部活弓道は、やはりスポーツ弓道で、世界と一体になる、とかゆうような崇高な心境にはなかなかなりません。。

どれだけ的に当てられたか？を単純に競う毎日でした。。
（まぁ、それでも形から入ることで瞑想への準備は出来ていたとは思いますが、、）

今日は調子がいいぞ！という日には
「俺、悟った！」とか、のたまわって楽しくやってました。。

ところが、高校2年の県大会の時に、（エラそうで恐縮ですが、、）マジ、ある境地に達したのです。。

物凄いプレッシャーの中で、「会」の状態（矢を射る直前の状態）で周りの世界から自分が分離し、“的と自分だけの世界”が現れたのです！

応援の声でザワザワしているにも関わらず、静寂。。

そして、的と、的を狙う自分、しかいない世界

きっと、本当のプチ瞑想状態だったんだろうと思います。。

高校を卒業して、２７年ですか、、
ほとんど弓を引いたことなかったんですが、
あの感覚は忘れません。。

で、瞑想も同じ感じで呼吸に簡単に集中して出来るんでよ！

ほんと単純に、呼吸だけに集中して、そのうち手足の先がジンジンしてきて、最後には呼吸も静かになり、自分だけがそこにある、ただそれだけ、、という感じになって、、という具合です。。

弓道いいですよ！

また、やろうかな。。