若い方は知らないと思いますが、「8時だよ」の全盛時代、ドリフターズの人気はものすごかったんですよ。今なら「スマスマ」がそれに匹敵するかな?
ということで、今回はドリフターズの方々をフィーチャーしたいと思います。
まず一番わかりやすいのが、高木ブーさんです。皆さんもうわかりますね!
そうです。典型的なタイプ9です。
- ゆっくりしたしゃべり方
- 決して動じない態度
- 喜怒哀楽を表に出さない感じ
どこからどう見てもタイプ9です。
次にわかりやすいのが仲本工事さんです。
おそらくタイプ5だと思います。
あの「内にこもった感じ」がタイプ5独特の匂いを醸し出しています。
次は志村けんさんです。
志村けんさんはタイプ7だろうと思います。
- 自由を愛するナルシスト
ですね。お笑いに対する自分なりの美意識が強いと見ました。
「わーお、一丁目!」
の感じもいかにもタイプ7だと思います。(最近の志村さんは相当落ち着いてきましたが、昔ははじけていたんですよ)
さあ、残った二人が難問です。
まずは、おいーっす!のいかりや長介さんです。ボスなのでタイプ8だと思う方も多いかもしれませんが、私はタイプ4だと思います。
「8時だよ」の中で、メンバーが困ったことをしでかした時に、「あれあれ」という感じで困った顔をよくしていました。
もちろん台本があって演技でやっているんですが、この困った表情が非常にタイプ4っぽいと感じました。
サザエさんの回でも述べましたが、波平さんがタイプ4に見えるのと同じニュアンスです。
「ボスとして皆を引っ張る」というよりは、「時々弱音を吐きながら、皆の尻拭いをする」という感じです。
最後は加藤茶さんです。
ここ10年ぐらいで、普通のトーク番組に出演されるようになりました。素のトークの中では、「8時だよ」の時代には見えなかった素顔が垣間見えます。それを観察した結果、タイプ8じゃないか?という結論に達しました。
要因としては、
- ボケ役にしては、妙な威圧感がある
という所です。
特に、いかりやさんに対するグチをよくネタにします。その場ではジョークとして受けとめられるのですが、一瞬まじかな?と思わせる迫力があります。その時の攻撃的な態度が私のタイプ8センサーにピピピっと反応しました。
ちなみにお笑い芸人の中でタイプ8は非常に珍しいです。なぜなら、自分の弱い部分をさらけだして笑いを取るというのが一番簡単で、基本的に多くの芸人さんが使うからです。
この自分の弱い部分をさらけ出すという芸風はタイプ8は性格的に非常に難しいです。結果的にタイプ8の芸人さんは少なくなります。